古伝体術の中野です。
昨日はスクーリングでした。
自らの衝突が消える感覚を保持することで相手とぶつからずに動けること、刀に操られる感覚などを稽古しました。
よく武道では心·技·体という言葉を耳にすることがあるかと思います。
古伝体術では、「自然体」という状態を認識する稽古をしています。
また「自然体」は、何ともぶつからず、何の意図もなく、あるがままという「調和」の状態だと捉えています。
つまり、自然体の心·技·体というのは
調和する心
「吸い込まれる意識によって自我が消える」
調和する技
「抜き・螺旋・浮きなどによるぶつからない身法」
調和する体
「正確な姿勢(外形)を得ることで統一体となる」
これらを意識する稽古によって、自然体の感覚を培うことが出来るようになり、それを、独り稽古と相対稽古で積み重ねて上達へつなげることが、古伝体術では可能となっています。
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