古伝体術の稽古案内となります。
まず、古伝体術は単なる流派ではなく、「調和する身心」を体得することを目指しています。ここでは、自らが最も自分らしくあり続けるための「自己の在り方」を武術の型稽古を通じて洗練する「道」を探求しています。自分自身を「調和する身心の在り方」に磨くことで、人とのぶつかり合いを避け、エネルギーが流れ、内なる強さを実感し体得することができます。この感覚を通して「争わず、衝突せず、対立を避ける」ための「矛を止める術」としての武術の本質が具現化されるのです。
そのことをパーソナルレッスンによる指導によって、身心の衝突を無くすための訓練方法や心構え、またはコツなどについて伝授させていただきます。そして、ここが大切となるのですが、これらのことを独り稽古で繰り返し繰り返し練習していくことによって学習効果が高まります。習い事や芸事では当たり前のことですが、いくら良い教えを聞いても自分で実践しないことには何も変わりません。
古伝体術では「独り稽古」によって、衝突しない感覚や身心の結びつき養うトレーニングを徹底して行います。それと同時に「スクーリング」と呼ばれる相対稽古を組み合わせ、相手のカラダを通じてぶつからない感覚や調和の感覚を体得できるよう訓練していきます。
この独り稽古と相対稽古(スクーリング)の両方を並行して学習することで、衝突が消える技法を実際に感じることができ、その結果、武術で必要となる相手と衝突せずに制する術技を身につけることができます。これが「宇宙とつながり調和へ至る道」を歩む感覚を実感するための道のりへつながっていくのです。
個別指導で確実な成長を実感!オーダーメイド感覚で究極のパーソナルレッスン
その「相手と衝突せずに制する術」を習得するために、古伝体術では型稽古を通じてそのシステムを構築していきます。
身心の微細な使い方や緻密な理論、方法論について、個別のレッスン(パーソナルレッスン)で学ぶことで、単独の型稽古だけで術技が向上することを実感出来るようになります。
また、練習回数や期間を積むほど、より深い自然な身心の在り方や内面の力が引き出される学びや気づきが得られるシステムとなっています。
そして最終的にはそのように稽古を積み重ねていくことで、あなた独自の感覚を築きあげて独り立ち(自立)していただくのを目的としております。この独り立ち(自立)が出来てしまえば後は自分の感性を磨いていけばいいだけとなり、どんな稽古をしても上達出来るようになります。
つまり習い事でよく用いられる「守破離」のシステムをそのままを体現出来るようになっています。
ただし、この独り立ち(自立)が出来るようになるためには教える側と教わる側が同じ空間を共有する密度の濃い時間(集中して学ぶ期間)がどうしても必要となります。
なぜなら、型稽古で身心の微妙なニュアンスを上達させるためには、大勢の生徒に向けて指導するのはほぼ不可能だと考えられます。中国の拝師弟子制度や日本の内弟子制度などは、師匠の「感覚や感性」を丁寧に受け継ぐために、個別指導、もしく少人数での稽古を採用してきたと思われます。
そのため、古伝体術では拝師制度や内弟子制度のような、教え手と学ぶ者が濃密な時間を共有することによって「感覚や感性」が確実に伝わるよう、個別指導を重視した稽古体系を取っています。
武術は最終的には一人一派だと思っております。師匠と弟子は当たり前ですが同じ人間ではありません。体格や性格、感覚や感性も違う一人の人間なので、同じ流派であっても全く同じになるわけがないのです。
しかし、あなた独自の武術を獲得するためには、最初は全ての者が同じように結果を出す身体の使い方や理論を学ぶ必要があります(守)。この段階では、全員が同じような結果を出すための「宇宙の法則」に基づいた絶対理論を型稽古で徹底的に学んでいきます。そこから、個々の独自の感覚が芽生え(破)その感覚を洗練させることで、あなた独自の武術を構築していくことを目指しています(離)。
この独自の感覚を獲得するためには「石の上にも三年」という諺の通り、最低でも三年間は型稽古を中心とした、身心を徹底的に磨きあげる時間が必要だと考えます。
パーソナル指導で、古伝体術の根幹技法である「抜き」を中心に「螺旋の形成」「目付け」「衝突を起こさない意識のあり方」などを学んでいただきます。それらのことを踏まえた型での稽古方法や身心を変換させるシステムの練習方法などをマンツーマンによる指導にて伝授させていただきます。ここでお伝えする技法はあらゆる体技に応用させることが出来ます。
私、中野由哲は三十年に渡って武術や自己啓発、またはスピリチュアルなど様々なジャンルを研究・研鑽してきました。これらの学びから得た洞察や感覚、それらを集大成したものを、個別の指導という形でお伝えすることになります。
そして、遠慮することなく全てを伝授します。なぜならば、宇宙の法則には循環する力があり、情報を惜しみなく与えることで循環が生じます。逆に情報を温存することは、循環を妨げ、最終的には私自身の成長をも妨げることに繋がるからです。私の知識と経験を惜しみなく共有し、あなたの成長と学びの輪を広げるお手伝いをさせていただきたいと考えています。
~学習内容(一部)~
・「抜き」で自身の衝突が消える感覚を創る
・自然に基づくエネルギーの養成となる「螺旋」を練り込む
・空間とのつながりが生じるライン「三尖相照」を知る
・正確な形(姿勢)で衝突が消えるということ
・居付きが消える?不安定の安定とは
・他人をコントロールするにはまず自分がコントロールされよ!?
・量子力学と武術の稽古の関係性
目に見えないスピードを養成するための型稽古とは
・「考えるな感じろ」脳と身体の役割を知る
以上、これらはほんの一例となります。
これらの内容について、あなたの特性とやこれまで学びを丁寧に分析し、最適な学習方法をカスタマイズして提供していきます。単なるカリキュラムをこなすだけでなく、個々に合わせたオーダーメイドの指導を行うので、学び方や内容は常に変化します。
つまり、既に武道や武術を学ばれている方々には、さらなる向上に向けてどのようなアプローチが効果的かを考慮し、指導していきます。ですから、これまで学んだ技術を捨てる必要はなく、それにプラスαの要素を加えていく指導を行います。私はあなたが持つポテンシャルを最大限に引き出し、成長をサポートするためのカスタム指導を提供したいと考えています。
以上のような考えに基づき、あなたに調和による身心のシステムが構築できるよう、以下の学習システムをご用意させていただいております。
①~古伝体術 初伝マスターコース12回(期間1年)~
個人レッスン 90分×12回
スクーリング稽古 期間内自由参加
②~古伝体術 初伝・中伝マスターコース 26回(期間2年)~
個人レッスン 90分×26回
スクーリング稽古 期間内自由参加
③~マンツーマンレッスン~
1レッスン 90分
スクーリング会員で稽古する中でマンツーマンレッスンを受講したくなった場合や、遠方から来られるなどで単発でのマンツーマンレッスンをご希望される場合はその都度ご都合に合わせて受講していただく事も可能です。
④~スクーリング会員~
【スクーリング稽古とは】
個人稽古によって学習する「抜き」や「姿勢」などの感覚を、実際に相手の身体を通して「ぶつからない」「吸収する」などといった相対稽古を通して体感、学習していただく稽古となっています。スクーリング稽古は月4回程行っています(基本的に土日)
マスターコース受講の方は期間内は無料で参加いただけます。
スクーリング稽古だけに参加するスクーリング会員制度も設けております
(※スクーリング会員は初伝マスターコースもしくは初伝・中伝マスターコースを受講終了した方がコース終了後に選択いただけます)
『学習コース各種』
①~古伝体術 初伝マスターコース12回(期間1年)~
②~古伝体術 初伝・中伝マスターコース 26回(期間2年)~
③~マンツーマンレッスン~
④~スクーリング会員~
どちらのコースを選択いただいた場合でも、基本的に横浜駅周辺もしくは大船駅周辺での稽古となります。
各コースの費用や詳細については直接お問い合わせください。
『おわりに』
古伝体術の稽古は、単なる武術だけではなく、生き方にも通ずる内容を含んでいます。 また、私がお伝えする内容には、一般的な武道や武術の世界で伝えられる「秘伝的」内容が含まれております。ただし、ここで言う「秘伝的」というのはどこかの流派で私が学んだものではなく、私自身が稽古を通じてきたことで得られた様々な感覚のことを指します。ただ、この感覚は私だけのものではなく、一緒に稽古している仲間や生徒さんにも同様の感覚を体験してもらうことで、相手にも同じように作用することを検証しています。つまり、再現性や普遍性のあるものだということです。これらの内容をパーソナル指導で伝えることで、あなた自身の武術経験や考え方に合わせた最適な学び方を見つけることができます。
つまり、あなただけの独自の内容で、確実に成長していただけます。そして、これらは武術だけでなく、生き方においても役立つ「一生の価値ある学びや気付き」を提供させていただきます。
少しでも興味をいただけたらコチラからお問い合わせください。
長々とお伝えさせていただきましたが、基本的に習われる方のご都合やご希望にお応えできるよう柔軟に対応させていただいております、お申し込み、またはご質問などは下記より遠慮なくお問い合わせください。(体験稽古2時間5,000円のお申し込みも下記よりお申し込みください)
古伝体術の稽古にご興味をお持ちでしたら、ぜひ1度、体験稽古にご参加いただければと思います。そこで、あなた自身にとってどれほど意味のあるものか、実際に感じ取っていただければと思います。