この7日間で、身体と心の素晴らしいシステムである 『自然体』の謎に迫ります。 武道の達人になるためのシステムを理解し、 独力で確実に成長する方法を探求しましょう。
型ってどのような意味があるの?型は使えるようになるの?あなたが抱いていた疑問に対して、古伝体術における型稽古の意味を解説します。「型稽古」の素晴らしい世界についてお話しします。
中野由哲
18歳の時より武術を始める。 空手や中国武術などの様々な武術を学ぶ中で、師と自分との圧倒的な力量差に感銘を受ける。と同時に、そこへ至る「道筋」が見えないことに悩み続ける。 そのように暗中模索する中で「抜き」の感覚を得たことがきっかけで、世に存在する「武の達人」と呼ばれる方達がやっている不思議な術技の一端を理解できるようになり、自身でも似たようなことを体現することが可能となる。 そこから空手でも中国武術でも、人間のカラダを用いるということに変わりはないということで、その根本的に共通する術理を「根理」と称して指導するようになる。
やがて、その感覚は「自然体」という、元々、自身の中に存在する感覚を、武術の稽古を通じて磨き上げるという認識となる。それは、「相手をいかにコントロールするか」「相手をいかに制圧するか」という「他人軸」の意識とは異なる、自身の衝突が消えることで、自然と周囲との軋轢も融和されるという「自分軸」を基盤とした武術の体得を目指している。
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